【2025】喪服 レディースのマナーとは?お葬式やお通夜へ参列時の女性の装いマナーを紹介

お葬式やお通夜における
服装とコーディネートのマナー
【女性編】


喪服レディースにおける葬儀参列時の服装のマナーやコーディネートを紹介しています。

このブログは…。

葬儀参列時の服装のマナーやコーディネート
フォーマルシーンで一番、マナーやルール、コーディネートがはっきりとしているのがお葬式やお通夜などの悲しみの場への参列です。
しかし、訃報は突然なので連絡が来てから準備するまでの時間が少ないことが多いです。
今回は、今さら人には聞けない喪服レディースのマナーやルール、コーディネートを紹介します。
また、昔から変化したマナーやコーディネートもありますので、現代女性に合わせた解釈でまとめてみました。

 
 

喪服レディースの
マナーとルール

 

葬儀参列時に着用する喪服レディースとは?
①喪服の種類について

喪服レディース(ブラックフォーマル)とは、お葬式やお通夜、法要、法事等に着用される、専用の黒(薄墨色)のスーツが一般的です。
喪服の種類としては、

●正喪服(正礼装)
●準喪服(準礼装)
●略喪服(略礼装)

の3種類に分けられます。
お葬式に参列する際の自身の立場や式典自体の形式など、場面に相応しい喪服レディース(ブラックフォーマル)を心がけることが大切です。

正喪服・準喪服・略喪服の装いの違いとは?

正喪服・準喪服・略喪服のそれぞれの装いの違いについてまとめました。
上記3種類には、着用時の細かなルールがありますので、喪服レディースを選ぶ際に注意が必要です。

正喪服(正礼装)

喪服レディースの中で最も格式が高いと言われる装いが正喪服(正礼装)です。
お葬式や告別式、一周忌までの法要の際に、喪主や親族など式を主催する側の女性が着用します。

正喪服(正礼装)を着用する意味としては、故人の代わりにお葬式の参列者をお迎えする為の正装とされています。
昔は、喪服=黒い着物とされていました。
なので、正喪服(正礼装)は、日本の伝統着でもある着物の代わりに着用する為の洋装として扱われます。

□ シックな衿のデザイン
□ 肌の露出を控えた衿ぐり
□ 短くなりすぎないジャケット丈
□ ロング丈のスカート
□ 広がりすぎないスカートのシルエット

以上が、正喪服(正礼装)の特徴的なポイントになります。

喪服レディースのマナーとルールにおける正喪服

◆商品情報
Mary coco/メアリーココ
商品はこちらから >>

喪服レディースのマナーとルールにおける正喪服

◆商品情報
LITHE MISH/リトミッシュ
商品はこちらから >>

準喪服(準礼装)

一般的にお葬式やお通夜へ参列際に着用する装いを準喪服(準礼装)と呼ばれています。
一般参列者とは、知人や友人、親戚の立場での参列のことをいいます。
お通夜・葬儀参列・一周忌までの法事や法要まで幅広いシーンで着用出来ます。

お葬式や告別式に着用する際のマナーとしては、「肌(胸元、肘、膝)の露出を控えたデザイン」「上下同素材のスーツ」が好ましいとされています。
最近は、気候の問題や時代の流れ、着心地等の理由からワンピーススーツの以外のパンツスーツや長袖のワンピースなどでの参列も多く見かけるようになっています。
なので、自身と故人との関係性や参列する葬儀の格式などを確認してから着用する喪服レディース(ブラックフォーマル)のアイテムを検討することをおススメします。
どのアイテムを選ぶにしても故人や遺族への尊敬・配慮の気遣いは必要な場であるので、ブラックフォーマル専用の素材を使用した喪服レディース(ブラックフォーマル)を選ぶ事が大切です。

※「準喪服(準礼装)」のマナーやルールの詳細は、下記にてまとめてあります。

喪服レディースのマナーとルールにおける正喪服

【ブラックフォーマル専用の素材とは?】
ブラックフォーマル専用の素材とは、濃染加工を施した生地のことを言います。
濃染加工とは、繊維の表面に屈折率の低い樹脂加工を形成させることで、光の正反射を減らすことで黒の色をより深く濃く鮮明に見せる加工のことです。
これは、ビジネススーツやカジュアルウエアの黒(エニーカラーの黒)には見られない特殊な加工です。
なので、濃染加工を施した素材とエニーカラーの黒を並べると、一目で違いが分かります。

喪服レディースにおいての「黒」は、黒の色が深ければ深いほど品格が上がり、相手への敬意を表すとされています。

※写真→左:濃染加工素材/右:エニーカラーの黒

喪服レディースのマナーとルールにおける正喪服

◆商品情報
LITHE MISH/リトミッシュ
商品はこちらから >>

喪服レディースのマナーとルールにおける正喪服

◆商品情報
LITHE MISH/リトミッシュ
商品はこちらから >>

喪服レディースのマナーとルールにおける正喪服

◆商品情報
東京ソワール
商品はこちらから >>

略喪服(略礼装)

三回忌以降の法事や急な弔問、お別れの会、偲ぶ会などに着用出来る装いを略喪服(略礼装)と言います。
正喪服、準喪服とは違い、フォーマル専用の素材を使用したスーツでなくても、黒(エニーカラーの黒)や濃紺、ダークグレーなどダークカラーで控え目な色の装いを選んでも失礼にあたりません。

ですが、厳格な式であることには変わりがないので、スーツもしくはそれに準ずる装いが好ましいです。

喪服レディースのマナーとルールにおける正喪服

◆商品情報
Recueil/ルクイユ
商品はこちらから >>

喪服レディースのマナーとルールにおける正喪服

◆商品情報
7days Life Styling
商品はこちらから >>

葬儀参列時に着用する喪服レディースとは?
②参列時の装いと身だしなみのマナーとは?

ここからは準喪服(準礼装)について、お葬式に参列する際のマナーと身だしなみについて説明していきます。

葬儀参列にあたっての基本的なマナー

お葬式は、故人と遺族へ敬意と悲しみを伝える場である為、参列する装いやコーディネートにもその思いを表すことがマナーだとされています。
下記で記した「基本的なマナー」は最低限のルールとして覚えておくと、いざという時に役立ちます。

□ 殺生をイメージさせるもの
   毛皮や皮革(クロコなど)
□ 光沢感のある装飾品
□ 肌の露出が多い装い
□ ベージュのストッキングまたは素足

いくら、故人のことを思って葬儀に参列したとしても、最低限のマナーを守っていなければ遺族へ対して失礼にあたります。

葬儀参列時の装いについて

訃報は突然やってくるものです。
そんな急な訃報でも慌てず対応が出来るように、喪服レディース(ブラックフォーマル)を1着持っておきたいですよね。
最近では、店頭に行けなくても通販サイトにてブラックフォーマル専門のお店が多く展開されています。
また、デザインやアイテム、使用用途、価格帯など幅広い喪服レディース(ブラックフォーマル)が販売されている為、自身の立場や環境に合わせて選びやすくなっています。

もし、喪服レディース(ブラックフォーマル)をお持ちで無い場合は、「黒」のワンピースやセットアップ、スーツなどを代わりに着用しても構わないとされています。
ですが、手持ちのアイテムで全身を黒でコーディネートすることは意外と難しいですよね。

【関連記事】
◆「黒いスーツ」で代用するのはNG?意外と知られていないブラックフォーマル(喪服・礼服)のマナーとルールはこちら >>
 
 
*喪服レディースのマナー(デザイン)*

喪服レディースのマナーとルールにおける正喪服

基本的な準喪服(準礼装)は、上下共素材のワンピーススーツ(ジャケットとワンピースのセット)が望ましいと言われています。
定番的な喪服レディース(ブラックフォーマル)を選ぶ際ののマナーとして、気を付けたいポイントは下記になります。

<ジャケット>
◆ 衿ぐりや胸元が大きく開いていない
◆ 袖丈は手首までしっかり隠れる長さ
◆ 華美な装飾、ディティールが無い

<ワンピース>
◆ 衿ぐりや胸元が大きく開いていない
◆ 袖丈は肘が隠れる長さ
◆ スカート丈は膝が隠れる長さ
◆ ボディコンシャスなデザインはNG

一番気にしたい部分としては、ワンピースの丈の長さです。
立っている時に膝が隠れていても、座った時にスカートが引きあがり、膝が出てしまうとマナー違反となってしまうので購入する際に試着時に座って確認することが大切です。

喪服レディース(ブラックフォーマル)のデザインには、カジュアル同様「ターゲット年齢」がある為、自身に合ったデザイン・シルエットをマナーをベースに選ぶ事が重要です。
では、どういった喪服レディース(ブラックフォーマル)のデザインが、各年代向けなのかをまとめてみました。
ジャケットとワンピースのバランスが年齢を表しやすいポイントです。

20代の女性が選ぶなら
20代女性に相応し喪服レディース(ブラックフォーマル)は、コンパクトなジャケットに膝が隠れるぐらいのワンピースとの組み合わせがおススメです。
全体のバランスの中心を上に持ってくることで、若々しい印象を与えます。
1枚目の喪服レディースであれば、Aラインやフレアースカートなど座った時に裾が引きあがらないデザインを選ぶと安心です。

【関連記事】
◆年齢で選ぶ?ブラックフォーマル(喪服・礼服)デザインの選び方①初めてのフォーマル(20代~30代)編はこちら >>

30代の女性が選ぶなら
30代女性に相応しい喪服レディース(ブラックフォーマル)は、20代女性と比べて少し落ち着いた雰囲気を与えるデザインがおススメです。
立場や環境が大きく変わってくる年代でもあるので、デザインに若々しさはありつつも、ジャケットとワンピースのバランスが安定感のあるシルエットを重視します。
40代に向けて体型が少しづつ変化していく女性も多いので、フィットしたデザインよりも少しゆとりのある喪服レディース(ブラックフォーマル)を選んでおくと安心です。

【関連記事】
◆年齢で選ぶ?ブラックフォーマル(喪服・礼服)デザインの選び方①初めてのフォーマル(20代~30代)編はこちら >>

◆年齢で選ぶ?ブラックフォーマル(喪服・礼服)デザインの選び方②立場が気になる女性(30代・40代~)編はこちら >>

40代の女性が選ぶなら
40代女性に相応しい喪服レディース(ブラックフォーマル)は、お葬式やお通夜に参列する機会が増えてくる世代になります。
また、自身の立場がはっきりとしてくる世代でもあるので、きちんとした喪服レディース(ブラックフォーマル)を1着は持っておきたいものですよね。
20代30代の頃とは、体型や体の動きにも変化が出てくるので、前開きのワンピースなどの機能が付いたデザインを選ぶことをおススメします。

【関連記事】
◆年齢で選ぶ?ブラックフォーマル(喪服・礼服)デザインの選び方②立場が気になる女性(30代・40代~)編はこちら >>

◆40代女性をより魅力的にみせる、ブラックフォーマル(喪服・礼服)の選び方はこちら >>

◆「今どき」の40代女性が選ぶ、人気のブラックフォーマル(喪服・礼服)を各アイテムごとにランキングで紹介はこちら >>

50代の女性が選ぶなら
50代女性に相応しい喪服レディース(ブラックフォーマル)は、正喪服(正礼装)としても着られるものを準備するのも大切ですが、年齢を重ねた経験豊富な女性としておしゃれな喪服レディース(ブラックフォーマル)を選んでも良いと思います。
自身の好みやテイストがはっきりしている大人の50代女性だからこそ、フォーマルな場での自己表現を大切にして欲しいと思います。
正喪服(正礼装)として選ぶ喪服レディース(ブラックフォーマル)は、シンプルなデザイン・スカート丈が長いタイプに加え、着脱のしやすさもチェックすることをおススメします。

【関連記事】
◆50代女性をおしゃれに魅せる、人気通販ショップから選ぶおしゃれでセンスのいい喪服とは?はこちら >>

◆年齢で選ぶ?ブラックフォーマル(喪服・礼服)デザインの選び方③おしゃれなミセス向け(50代・60代~)編はこちら >>

◆50代60代女性におススメ、トレンドを抑えたおしゃれな(センスのいい)ブラックフォーマル(喪服・礼服)を紹介はこちら >>

コート
寒い季節は、式場まではコートなどの上着を着用しても問題はありません。
しかし、厳格な葬儀の場なので、喪服レディース(ブラックフォーマル)同様、カジュアルな印象を与えるジャンパーや上着のデザインはマナーとしてNGとなります。
きちんと感のある「コート」を着用することが、大人としてのマナーですよね。

コートは葬儀会場へ到着したら、建物に入る前に脱ぐことが礼儀とされています。

お葬式のコーディネートマナーについて

喪服レディースのマナーとルールにおける正喪服

お葬式に参列する際は、喪服レディース(ブラックフォーマル)のみを着用すれば良いわけではありません。
喪服レディース(ブラックフォーマル)に合わせたフォーマル専用小物をコーディネートする必要があります。
その1点1点にもマナーやルール、意味合いがあり、喪服レディース(ブラックフォーマル)同様、参列時には重要になります。
 
 

ネックレス

喪服レディースには、何かしらのジュエリーを身に着けることが正式です。
派手なものは避け、故人への敬意を表すしめやかなジュエリーを身につけましょう。

胸元(衿ぐり)にぴったりとあった、「白」「黒」「グレー」の大きすぎないパールネックレスが最適です。
(一般的には、8mm~10mmの大きさが望ましいと言われています。)
2連のパールネックレスは「不幸が重なる」と言われ、ロングネックレスは「悲しみが長引く」と言われNGとなります。
お手持ちの喪服レディースの衿ぐりに合わせた長さを選びましょう。
 
 

バッグ

喪服レディース(ブラックフォーマル)に合わせるバッグは、フォーマル専用のバッグが望ましいです。
布製のハンドバッグ型のデザインが一般的なフォーマルバッグです。
革製のバッグやトートバッグ、ショルダーバッグ、ビジネスバッグ、ブランドバッグ(ロゴ入り等)などで代用することはマナー的にはNGとされています。
また、華美な装飾や金具が施されたタイプは避けましょう。
 
 

袱紗・念珠

香典など、不祝儀袋は袱紗(ふくさ)に包んで持参することがマナーとされています。
袱紗を選ぶ際の注意点としては、「色」です。
お祝いごとの慶事とお通夜とお葬式などの弔事では、使用していい袱紗の色が異なります。
弔事では、「寒色系」が基本となっています。
慶弔どちらでも使用できるとされているのは、「紫色」なので1枚持っておくと便利です。

念珠(数珠)には「本式数珠」と「略式数珠」と大きく2種類存在しています。
本式数珠は、宗派ごとにきまっている正式な数珠のことを指します。
略式数珠は、玉の色や素材・玉数に決まったルールはありません。
略式数珠を持っていれば宗派問わず使えるため、1つ持っていると安心ですよね。
 
 

靴・ストッキング

靴は高すぎないヒールの黒のパンプスが望ましいとされています。
バッグ同様、革製は避け、華美な飾りのないシンプルな布製を喪服レディースに合わせることが正式なマナーです。
喪服レディース(ブラックフォーマル)を着用する場では、「長時間立ちっぱなし」ということも少なくないので、脚が疲れにくいパンプスがおススメです。

葬儀参列時の装いでは、「黒のストッキング」を履きましょう。
喪服レディース(ブラックフォーマル)のアイテムが、ワンピーススーツでもパンツスーツの場合でも同様です。
タイツは本来望ましくないとされていますが、寒い季節(地域)では履いている人も多くみられます。
タイツを履く際には、カジュアルに見えないよう、編み模様の目立たない無地のタイプを選びましょう。
 
 

喪服レディースのマナーとルールにおける正喪服

◆商品情報
LITHE MISH/リトミッシュ
商品はこちらから >>

葬儀参列時に着用する喪服レディースとは?
③喪服レディース(ブラックフォーマル)のおすすめ

 

20代女性に相応しい喪服レディース

 

喪服レディースのマナーとルールにおける正喪服

きちんと感のあるテーラージャケットとエアリーなフレアーが若々しワンピースとの組み合わせ
◆商品情報
LITHE MISH/リトミッシュ
商品はこちらから >>


コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA



関連記事


ランキング