【2023年版】ブラックフォーマル パンツスーツはNG?準喪服のルール、マナーについて
今回は、今トレンドの定番になっている「パンツ」についてフォーマルシーンではどんなマナーになっているのかを調べようと思います。 私も普段はパンツ派なので、たまにスカートを履くと落ち着かないタイプです。 ただ、ブラックフォーマル(喪服・礼服)を探すとパンツスーツよりもワンピーススーツの方が多いですよね。
そんな時、ふと昔母に教えてもらった事を思い出します。 衿の2枚重ねとか、2連のネックレスは不幸が重なると言われるのでNG無意味合いと同じで、 パンツは先が分かれれているので縁起が悪いのでダメと、教えてもらった事があります。
ただ、今はどうなのでしょうか? お通夜や葬儀のあり方も変化してきている中で、パンツスタイルへの理解も変化してきているのではないかと思います。

①喪服としてパンツスーツはマナー違反にあたらない?
まずは、ブラックフォーマル(喪服・礼服)の種類について思い出してみましょう。 一般的には、正喪服・準喪服・略喪服と3つに分かれていますよね。前回の記事はこちら >>
マナー的には、略喪服としてなら着用出来る事は分かります。 ただ、準喪服として葬儀やお通夜に参列は出来ないのか?が気になります。
◆アイテム別の格式はあるのか?
女性のブラックフォーマル(喪服・礼服)で、格式が高いアイテム順は、1.ワンピーススーツ(アンサンブルと言われるもの)
2.スカートスーツ
3.パンツスーツ
の順になります。
なので、一番パンツスーツがフォーマル度が低いと言えますね。 動きやすさや、寒い冬の葬儀の時にはパンツスーツを着用したくても、身内の葬儀やお通夜の参列での着用はあまり好ましくなさそうですね。
◆身内の葬儀にもパンツスーツを着用出来る?
調べていくと、喪服を着用する際でも年齢を加味した装いの中で、パンツスーツの着用が増えてきている事が分かりました。 昔の、日本の葬儀では、着物を着用する事が当たり前とされてきました。 だんだん、洋装へと変わっていく中で、フォーマルな場でも洋服が増えていきます。 そこから、着物と同様の格式で着用出来るワンピーススーツが生まれました。やはり、着物は着るのも着てからも大変な事が多く、年を重ねるにつれて着用する事はより大変ですよね。 せっかくの想いで深いお別れの場に、無理を通して辛い思いをするのか?
そこで、着脱に便利なブラックフォーマル(喪服・礼服)が生まれたとされています。
なので、この理由と同じで最近では、年配の女性にパンツスーツでの参加が増えてきています。 (今はシニアの方も若々しく、元気いっぱいですもんね。)
結婚式とは違い、お葬式は動く事が多いと思いませんか? 立ったり、座ったり、移動したり…そんな場で洋服を気にしながら動くと余計に大変です。 また、体の不自由な方や体を冷えから守る為、お手伝い等動く事が多い方であればなおさらです。
ある程度の年齢になればパンツスーツでの参列も問題はなさそうですが、若い女性であればワンピーススーツかスカートスーツで参列されるのが一般常識として間違いはなさそうです。
◆パンツスーツの着用がNGになりそうな場合
葬儀に参列されるご遺族や近親者の方で、パンツスーツ姿の女性を見かけることは少なく地方においてはとくにその傾向が強いようです。また、スリムなデザインはカジュアルな雰囲気になりますので注意しましょう。
●喪主や遺族、近親者の方は控えましょう
喪主や親族の立場で、女性がパンツスーツを着ることはマナー違反となります。喪主やご遺族の方、近親者の方が葬儀やお通夜、告別式へ参列される場合はパンツスーツの着用は控えたほうがよいでしょう。
●パンツスーツはあくでも略喪服
女性の場合、パンツスーツはあくまで略喪服と思っておいてください。急な弔問や三回忌以降の法事、お別れ会などの服装は略喪服程度と考えられていますのでパンツスーツでも問題ないでしょう。
ただ、最近増えてきている家族葬や密葬、直葬など親族や親近者しか出席しない場であれば、ブラックフォーマル(喪服・礼服)としての葬儀の参列はパンツスタイルでも大丈夫だと思います。
②立場によって格式ある喪服を
お祝いの席よりさらに気遣いが必要なのが悲しみの席での装いです。“弔事の装いは慶事よりも慎重に”と心がけておくことが大切です。葬儀やお通夜、告別式に参列する場合、ワンピースやスカートが女性の喪服としてふさわしい装いである事を頭に置いて立場によって格式あるものを選びましょう。
以下からは、ブラックフォーマル(喪服・礼服)のパンツスーツをご紹介します。 マナー面での安心出来るタイプやリーズナブルなタイプまで、フォーマルな場で着用出来るパンツスーツを集めました。
③喪服でのパンツスタイルの場合のマナー
基本的には、ブラックフォーマル(喪服・礼服)のワンピーススーツと同じです。 パンツスタイルだからと言って、特別なルールはありませんが、注意する点はストッキングの色です。
ブラックフォーマル(喪服・礼服)のパンツスタイルでは、ワンピーススタイル同様、黒のストッキングが必要です。
●コーディネートマナー
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●ネックレス ●喪バッグ ●黒のストッキング ●低めのパンプス (5cm以下が目安) |
パンツスーツ(喪服)おススメ2選
ビジネススーツのパンツスーツならある程度想像がつきますよね。 ブラックフォーマル(喪服・礼服)のパンツスーツはどんなものがあるのでしょうか? また、どんなジャケットを選べばよいのかを以下で比較していきたいと思います。
▌MARGUERITE GOLD

テーラーカラーパンツ3点スーツ
7~17号(S~4L)
¥13,200(税込)
商品はこちら>>
丈の長いジャケットが特徴のテーラードのパンツスーツ。 気になる腰回りをカバー出来るのが嬉しいポイントですね。 パンツもゆとりがあるので、長時間の着用や正座をする際でも楽に着用出来そうです。
MARGUERITE GOLDはこちら >>
▌CARETTE(カレット)

テーラーカラーパンツ3点スーツ
7~13号(S~LL)
¥19,378(税込)
商品はこちら>>
すっきりとしたコンパクトなジャケットラインで若々しいパンツスーツ。 タックブラウスがライトなイメージを与えるブラウスコーディネートがおススメです。
CARETTE(カレット)はこちら >>
おススメ!!着回しパンツスーツ
働くママや小さなお子様がいるママにオススメなのが、ママのフォーマルシーンに着回せるブラックスーツです。 その中でも、セットスーツはコーディネートの心配もなく着回せるのでおススメです。 知人の葬儀参列や家族葬ならブラックフォーマル(喪服・礼服)としても着回せるのでおススメです。
▌AIMER BLACK

パンツタイプセットアップ
M~L
¥29,700(税込)
商品はこちら>>
セットアップ単体では弔事以外のセレモニー、結婚式、入卒式など、幅広いシーンで着回しのできる汎用性が魅力です。
AIMER BLACK>>パンツスーツといっても色々ありますね。 ワンピーススーツ同様、立場や体の特徴に合わせて選べる事が出来ますね。
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