【2023年版】御香典はどれくらい必要?

御香典はお通夜または葬儀の際、死者の霊前に供える現金のことです。お線香や抹香、お花の代わりとされています。
また、葬儀は費用がかかるため、お互いに助け合うという意味もあるようです。
※仏式は「御香典」と呼んでいますが、神式は「御玉串料」キリスト教は「御花料」が代表的です。故人の方の宗派がわからない場合は「御霊前」としておくことをオススメします。

その御香典について、故人との付き合いが深いほど親密度が高い=高額になります。それでは、どの関係だとどれくらいの金額が必要になるのでしょうか?
図26

血の繋がりが最も近いご両親では10万円。
兄・姉・弟・妹であれば3~5万円。
祖父母であれば1~2万円。
叔父や叔母、その他親族は1万円が目安になります。

ここまでは血の繋がりがある方々ですが、ここからは血の繋がりがない方の御香典です。

友人・知人、勤務先の上司や部下、取引先関係は5千~1万円。
勤務先の同僚やその家族、隣近所の方であれば3~5千円が目安です。

最も高いと10万円、最も低いと3千円ですから大きく差が出ますね。
金額は相場なのであくまでも参考としてください。親族や同僚などの中で同じ位の立場にあると判断した場合は事前に金額を相談して決めておくといいかもしれません。

また、御香典の額に合わせて不祝儀袋も相応のものを選びましょう。
図27

金額が5千円以下なら、水引が印刷された略式の袋。
5千円~1万円なら黒白の水引の袋。
3~5万円なら双銀の水引の袋。
10万円であれば大判でひだ折りのある袋が無難です。

宗教によっては水引の色が違いますので気をつけましょう。仏式であれば黒白か双銀(銀1色)、神式は黒白か双白(白1色)や双銀、キリスト教式は白無地の封筒で大丈夫です。

付き合いが深いから10万円以上のほうがいいかな…と思うかもしれませんが、多いほど遺族が香典返しで悩んでしまうことがありますので注意しましょう。


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